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テクノロジー

Modeler®

モデラーについて

モデラー

言うまでも無く、音は目には見えません。可聴帯域周波数内の音は、その波長の関係から異なる位置にある音源同士が干渉し、視覚的な想像とはまったく異なった音の分布を起こします。

そのため、音源が複数存在する大きな空間では、スピーカーは見えるのに音は良く聞こえない等の問題が頻繁に発生します。音の複雑な振る舞いを物理現象として捕らえ計算により予測することはある程度の精度で可能ではあるものの、その計算量は莫大なものとなるため、旧来は経験や勘に基づく設計が行われてきました。

昨今では、パーソナルコンピュータの普及とCPUやGPUの演算能力が向上し、この音の振る舞いを物理的に計算し、それをグラフィックスを使って視覚的に表現するということが容易にできる環境が整いました。

そして、これに必要なルームモデル(設置される空間)の作成やスピーカと内装材料のデータベース、音響設計に必要とされる音の解析を一つのソフトとしてまとめ、より正確な音響設計を可能にしたのが「モデラー」です。

この「モデラー」により事前に場内における音の分布状況や各場所における周波数特性やエコーパターンなどを計算し、その結果を総合的に検討したり、明瞭度の物理指標であるSTI値を算出することで、旧来に比べ遥かに水準の高い音響設計が可能となりました。