4代目となる新型マツダ ロードスターは、マツダが「軽快感」「手の内/意のまま感」「開放感」といった、数値では現しきれない3つの「感(Kan)」を追求し、「人馬一体」の楽しさを進化させた、2シーターのライトウェイトオープンスポーツカーです。
オープン走行時にレベルが格段とあがる、風切音やロードノイズ。これら外部音により、オーディオ音の楽しみが半減してしまうことを考慮して、新型マツダ ロードスターのBoseサウンドシステムでは、運転席、助手席のヘッドレストにBose独自のUltraNearfieldTMスピーカーをそれぞれ2個、内蔵しています。そして、Bose独自の信号処理技術TrueSpace®テクノロジーと組み合わせることにより、ヘッドレストという耳元至近位置にあるスピーカーの存在を感じさせることなく、まるでライブ演奏を聴いているかのように自然に、リスナーの目の前に音の広がりを生み出します。
新型マツダ ロードスターでは、このヘッドレストスピーカーに加え、Aピラー左右の高音域ツイーター、ドア左右のフルレンジスピーカー、そして豊かな重低音を再生するベースボックスなど、計9個のスピーカーと7EQチャンネルのデジタルアンプを最適に配置。新たに生まれ変わった新型マツダ ロードスター専用に開発したシステムにより、Boseサウンドシステムも先代モデルとは違った新たなステージで、ライブミュージックのような臨場感と、オープンならではの開放感に溢れるサウンドを実現しています。
オープン走行が特に魅力の新型マツダ ロードスター。Boseサウンドシステムでは、ソフトトップの開閉に関わらず、常に最適なサウンド環境を提供することを目指して開発に取り組みました。
まず、音の反射など音響空間としての条件がオープン、クローズドで全く異なることから、それぞれのキャビン形状に合わせ、個別の音響チューニングを施しています。さらに、車室内に設置したマイクロフォンで走行ノイズをモニターし、ノイズによって掻き消されてしまった音楽信号を自動補正するAUDIOPILOT2走行ノイズ補償システムにおいても、オープン走行時、クローズド走行時でノイズ特性が全く異なることを考慮し、個別のチューニングを施しています。
チューニングモードの切り替えは、ソフトトップの開閉と同時に、Boseのデジタルアンプがオープン、クローズドの状態を認識し、自動的に行われます。
走行テストと音響チューニングを幾度も繰り返すことによって、颯爽と走り抜ける新型マツダ ロードスターにふさわしいサウンドシステムに仕上がりました。
ボーズ・コーポレーションは1964年、マサチューセッツ工科大学の教授であったアマー G. ボーズ博士によって設立されました。お客様へ真に貢献できる新たなテクノロジーを生み出す。このたったひとつの命題のもと、創業から今日に至るまでたゆまぬ研究開発を続けています。
永年の研究開発の成果でもあるボーズの革新的な技術は、さまざまな分野において新たなカテゴリーを創造してきました。近年では、家庭用オーディオ、モバイルオーディオ、専用カーオーディオや公共空間における音響システムなど、ボーズはそのカテゴリーを象徴するブランドとして知られています。