2017年7月13日 – このたびボーズは、日産自動車より、新型マイクラに搭載したBose® Personal®サウンドシステムの先進性を評価され、「2017 Nissan Global Supplier Award イノベーション賞」を受賞しました。
日産自動車は、毎年、世界中の仕入先の中から、品質、エクセレンス、イノベーションの各分野で最も優れたサプライヤーを表彰しています。ボーズは、本年度、その何千もの仕入先の中からイノベーション賞に選ばれた8社のうちの1社となります。革新的な技術を通じて製品競争力を高める日産自動車の取り組みに高く貢献する企業として認められました。
ボーズのオートモーティブ部門バイス・プレジデントのマーク・マンセルは、次のように語っています。「日産自動車からこのような賞を授かったことは非常に光栄です。弊社のメンバーは、お客様に愛される新しい技術や製品を開発しようと、すべての細部にこだわって一生懸命に仕事に取り組んでいます。日々努力を重ねています。ですから、このような形で認めらことはとても励みになります。」
ボーズが日産自動車から貢献度の高いサプライヤーとして表彰されたのは、過去3年間で今回が2度目となります。1度目は、2015年で、エレクトロニクス分野での貢献が認められ、グローバル品質賞を受賞しました。
今回受賞したBose Personalサウンドシステムは、2017年春にフルモデルチェンジしてヨーロッパでデビューした新型マイクラに搭載されています。そのコンパクトなキャビン空間において、ドライバー重視の優れたリスニング・エクスペリエンスを実現しており、小型車向けオーディオシステムの新たな基準を打ち立てました。
キャビン内の全シートのうち、唯一、常に使用されるのが運転席です。Bose Personalシステムは、音の明瞭さと深みを備え空間的な広がり感をも再現する豊かな音場を作り出すために、Bose PersonalSpace™バーチャルオーディオ・テクノロジーを搭載したBose UltraNearfield™ヘッドレストスピーカーを備えています。同様の優れた音響効果を得るには、通常多くのスピーカーを必要としますが、新型マイクラのBose Personalサウンドシステムのスピーカー数はわずか6つ。そのうち2つを効果的に運転席のヘッドレストに搭載しています。
ボーズは、約30年に渡り、日産自動車に車種ごとに専用設計した独自のオーディオシステムやテクノロジーを提供してきました。Bose Personalシステムに関する詳細については、ホームページ(BoseSmallVehicle.co.uk)をご覧ください。
1980年代初頭、ボーズの技術者は、工場装着の車載向けサウンドシステムとして世界初となるプレミアム・サウンドシステムを世の中に送り出しました。それまでの純正オーディオやアフターマーケットのカーオーディオ・システムとは異なり、車種ごとに専用設計し音響チューニングを施したボーズのサウンドシステムは、他社に先駆けた画期的なアプローチでした。以来、ボーズは、独自のスピーカーデザイン、高度な増幅・信号処理技術、独自に開発した分析・設計ツール、そして車内のエンジン・駆動系サウンドを制御する技術に至るまで、ボーズが長年培ってきた研究成果や技術のすべてを糧に、様々な領域で実績を積み重ねています。
今日、ボーズ・オートモーティブのサウンドシステムは、その高いパフォーマンスと顧客満足度から業界のベンチマークとして世界的に認知されています。さらに、世界各地域のコンシューマーからも愛されるブランドとして独立系調査機関からの評価を受けています。詳しくは、ホームページ(BoseAutomotive.com/BoseAutomotive.jp)をご覧ください。
ボーズ・コーポレーションは1964年、マサチューセッツ工科大学の教授であったアマー G. ボーズ博士によって設立されました。お客様へ真に貢献できる、新たなテクノロジーを生み出す。このたった一つの命題は、創立から今日に至るまで変わることなく、ボーズは研究開発に長期的に投資しています。永年の研究開発の成果でもあるボーズの革新的な技術は、さまざまな分野において新たなカテゴリーを創造してきました。近年では、家庭用オーディオ、モバイルオーディオ、専用カーオーディオや公共空間における音響システムなど、ボーズはそのカテゴリーを象徴するブランドとして知られています。その研究成果は音と過ごすライフスタイルそのものに変化をもたらしてきました。