設定オプション

設定メニューを使用すると、システムでのビデオや音楽の視聴をさらに楽しむことができます。たとえば、全5台のスピーカーのうち、フロントの2台だけで音を聴いたり、HDTVに対するビデオ出力の解像度を変更したりできます。

設定メニューを表示する方法:

リモコンを使用して、調整を行う入力ソースを選択します(「DVD」や「CBL∙SAT」(CATV/BS/CS)など)。

リモコンの「SETTINGS」(設定)ボタンを押して、画面メニューを表示します。メニュー設定を変更するには、表示されているオプションのいずれかを選択して、「ENTER」(決定)ボタンを押します。

各メニュー項目の機能、デフォルト設定、オプション設定、動作に与える影響は次に示すとおりです。

2-3-5 speakers(2-3-5スピーカー): オーディオを出力するスピーカーの数を選択します。

  • 全5台のスピーカーから出力し、センターチャンネルを人物の会話に最適化する場合は「5 VIDEO」(5ビデオ)を選択します。
  • 全5台のスピーカーから出力し、音楽の再生に最適化する場合は「5 AUDIO」(5オーディオ)を選択します。
  • リアチャンネルから出力せずに映像を視聴する場合は、「3」を選択します。
  • フロントの左右のスピーカーだけで音楽をステレオ再生する場合は、「2」を選択します。

デフォルト設定: 5 VIDEO(5ビデオ) (オプション: 2、3、5 AUDIO(5オーディオ))

Surround(サラウンド): リアスピーカーの音量を増減します。

 

デフォルト設定: 0(オプション: -10~+6)

Center channel(センターチャンネル): フロントセンタースピーカーの音量を増減します。

 

デフォルト設定: 0(オプション: -8~+8)

Audio delay(音声遅延): テレビなどのAUX機器内で行われるビデオ処理によって発生した遅延を補正します。ビデオ処理による遅延は、映像と音声の同期が失われる原因となります。この状態は、番組素材の会話部分で最も顕著に現れます。テレビの人物が唇の動きを終える前に会話の音声が終了してしまう場合は、「Audio Delay」(オーディオ遅延)メニュー項目を使用してこの状態を補正してください。FM-AMでは使用できません。

 

デフォルト設定: 2(オプション: 0~8)

Movie EQ(ムービーEQ): Dolby Digitalムービーのサウンドトラックの再生時に、フルサイズの映画館とホームシアターの間で発生する音響の違いを補正します。ホームシアタールームが極端に大きな部屋でない限り、この設定は「On」(オン)のままにしておいてください。FM-AMでは使用できません(システムメニューで、「Audio Processing」(オーディオ処理)を「User Adjustable」(ユーザー調整可能)に設定する必要があります)。

 

デフォルト設定: On(オン)(オプション: OFF(オフ))

Range compression(レンジコンプレッション): ムービーのサウンドトラックの中で、最も小さな音と最も大きな音の差を低減します。ムービーのサウンドトラックの中には、最も小さな音と最も大きな音の音量差が激しいものが存在します。ささやくような小さな音の後に突然大きな爆発音を入れることで、視聴者を驚かせる効果を生み出すことができます。ただし、深夜などの静穏な時間帯では、このような効果が望ましくない場合があります。レンジ圧縮を使用すると、このような効果を適度に抑えることができます。FM-AMでは使用できません(システムメニューで、「Audio Processing」(オーディオ処理)を「User Adjustable」(ユーザー調整可能)に設定する必要があります)。

 

デフォルト設定: On(オン)(オプション: OFF(オフ))

Mono decoding(モノデコーディング): オーディオ入力が片側(モノ)チャンネルだけの場合は、「Mono Decoding」(モノデコーディング)を使用することで、Videostage®デコーディングを使用して選択したスピーカー(2、3、5)からオーディオを出力できますFM-AMでは使用できません(システムメニューで、「Audio Processing」(オーディオ処理)を「User Adjustable」(ユーザー調整可能)に設定する必要があります)。

 

デフォルト設定: On(オン)(オプション: OFF(オフ))

Audio 1 + 1(オーディオ1 + 1): 単一のビデオCDやシングルチャンネルのHDTV放送から、2か国語音声(使用できる場合)をデコードして再生することができます。ビデオCDやデジタル放送のオーディオコンテンツは2チャンネルで提供され、各チャンネルにそれぞれモノラルのサウンドトラックが割り当てられている場合があります(1 + 1)。「Audio 1 + 1」(オーディオ1 + 1)設定では、モノチャンネル1、モノチャンネル2、または両方のモノチャンネルを同時に再生するように選択することができます。FM-AMでは使用できません。

 

デフォルト設定: 1(オプション: 2、both(両方))

SD progressive scan(SDプログレッシブスキャン): 標準定義(480/576i)の入力信号を拡張定義(480/576p)の出力信号に変換します。高画質の画像は標準画質の画像よりも鮮明でクリアですFM-AMでは使用できません(コンポーネントビデオコネクターを使用して、Lifestyle® systemをテレビに接続する必要があります)。

 

デフォルト設定: On(オン)(オプション: OFF(オフ))

Video resolution(ビデオ解像度): Lifestyle® systemを使用したビデオ解像度の出力を変更できます。通常、Lifestyle® systemは可能な限り高い解像度でHDTVに映像を出力します。HDTVのみの機能です(HDMI®コネクターを使用して、Lifestyle® systemをHDTVに接続する必要があります)。

 

デフォルト設定: 1080p(オプション: 1080i、720p、480/576p)

Image view(画像表示): Lifestyle® systemから出力される特定の表示形式について、HDTVの画面でどのように表示するのかを指定します。システムメニューの「TV Control」(テレビコントロール)パラメータが、「AUX」(外部)、「VCR」(ビデオデッキ)、「DVD」、「CBL-SAT」(CATV/BS/CS)のいずれかに設定されている場合は、テレビの設定メニューに「Image View」(画面モード)アイコンが表示されます。「TV Control」(テレビコントロール)が「TV」に設定されている場合、そのテレビの設定メニューには「Image View」(画面モード)アイコンが表示されません。HDTVのみの機能です(HDMIコネクターを使用して、Lifestyle® systemをHDTVコネクターに接続する必要があります)。

 

デフォルト設定: Normal(標準)(オプション: Zoom(ズーム)、Stretch(ストレッチ)、Gray Bars(グレイバー))

Output mode(出力モード): FMのみの機能です。次の3種類の設定を使用して、ステレオまたはモノラル(モノ)のサウンドを選択できます。

  • Auto(自動): 使用可能な場合、FMチューナーは自動的にステレオで出力します。使用可能でない場合は、モノサウンドで出力します。
  • Mono(モノ): FMチューナーは、常にモノサウンドで出力します。
  • Stereo(ステレオ): 使用可能な場合、FMチューナーは常にステレオで出力します。使用可能でない場合は、モノサウンドで出力します。チューナーの周波数を変更すると、この設定は「Auto」(自動)にリセットされます。

デフォルト設定: Auto(自動)(オプション: Mono(モノ)、Stereo(ステレオ))

RDS info(RDS情報): RDSがオンの場合、現在聴取中のラジオ放送局に関する情報が表示されます(FMのみ、米国では使用できません)。

 

デフォルト設定: OFF(オフ)(オプション: ON(オン))

Sleep timer(スリープタイマー): 設定した時間が経過したら、Lifestyle® systemとその制御下にあるすべてのコンポーネントの電源をオフにします。タイマーは10~90分の間(10分間隔)で設定できます。タイマーを設定するには、時間の間隔を選択します。カウントダウンは3秒後に開始します。タイマーをキャンセルするには、「OFF」(オフ)を選択します。

 

デフォルト設定: OFF(オフ)(オプション: 10~90)