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スピーカーの配置と自動音場補正システムADAPTiQ®のガイドライン

次のガイドラインに従ってスピーカーを配置し、自動音場補正システムADAPTiQを実行してください。簡単な自動処理であり、わずか10分ほどで完了します(以下の手順を参照してください)。手順が完了したら椅子に座り、映画や音楽をお楽しみください。各部屋に合わせてカスタマイズされたBose®品質の音声をお届けします。

ホームシアターシステムおよびスピーカーの配置

ここに示すガイドラインは、ホームシアターのオーディオ環境を作り出すための推奨事項です。また、さまざまなスピーカーの配置と向きを試しながら、ご自分にとって最適なサウンドを実現することもお勧めします。

左右のフロントスピーカー

左右のフロントスピーカーから出力されるサウンドは、映像の両端から聞こえるようにし、音響イメージが視覚イメージのサイズに近くなるようにしてください。

  • テレビ画面の垂直中心線と揃うように、キューブスピーカーを配置します。
  • スピーカーは、テレビ画面の端から1 m(3フィート)以内の距離に収まるように配置します。サウンドが映像からかけ離れた位置で発生するのを防ぐため、この最大距離に収めることをお勧めします。また、キューブスピーカーどうしは、少なくとも2 m(6フィート)以上離して配置することもお勧めします。この距離は、部屋の状況や個人の好みに応じて変化させることができます。キューブスピーカーは、フロントケーブルを使用してAcoustimass®モジュールから最大で6.1 m(20フィート)離して配置することができます。
  • キューブスピーカーアレイを備えたシステムの場合は、各アレイのいずれかのキューブを前向きに配置し、もう一方のキューブを壁面または別の方向を向くように配置します。これにより、反射音成分を得ることができます。シングルキューブスピーカーを備えたシステムの場合は、各キューブを前向きに配置します(別の方向を向くように配置して反射音成分を得ることもできます)。

注記: キューブスピーカーは磁気シールドが施されているため、テレビの近くに配置しても画質に影響を与えることはありません。

センターチャンネルスピーカー

センターチャンネルスピーカーの音は映像の中央から聞こえてくるようにする必要があります。センターケーブルを使用することで、Acoustimassモジュールから最大で6.1 m(20フィート)離して配置することができます。

  • センタースピーカーやキューブアレイは、テレビ画面中央の真上または真下、あるいはそこから最も近い都合の良い場所に配置します。
  • スピーカーまたはアレイは、テレビ画面の前面に合わせて配置します(テレビ前面よりも後ろの位置に配置しないでください)。
  • シングルスピーカーの場合は、キューブスピーカーを前向きに配置します。キューブアレイの場合は、各キューブを中心から少しずらした方向に向け、拡がりのある直接音が得られるようにします。

注記: スピーカーを書棚に設置する場合は、各スピーカーを棚の前端に配置してください。棚の奥の方に設置すると、音質全体が変化してしまう場合があります。また、書棚が本で満たされていると、この効果が最小限に抑えられます。

サラウンドスピーカー

サラウンド(リア)スピーカーは、リスナーの周囲に音域を形成します。このスピーカーは、部屋の後方に配置してください。また、リスナーが座ったときの耳の位置以上の高さに配置する必要があります。各キューブは、サウンドソースの正確な位置を特定できないように、リスナーの向きから少しずらして配置してください。サラウンドケーブルを使用することで、Acoustimassモジュールから最大で15.2 m(50フィート)離して配置することができます。

Acoustimassモジュール

Acoustimassモジュールの設置場所は、以下のガイドラインに従って選択します。

注記: テレビ映像への干渉を防ぐため、Acoustimassモジュールはテレビから60 cm(2フィート)以上離して配置してください。
 

  • Acoustimassモジュールは、テレビモニター背後の壁面に沿って配置するか、テレビモニターの左右壁面の近くに設置します。
  • テーブルの下やソファの背後など、設置に都合の良い場所を選びます。家具やカーテンが、モジュールの通気口をふさがないようにしてください。また、何らかの物体の表面と前面の開口部または底面のグリルの間には、少なくとも5 cm(2インチ)のすき間ができるようにしてください。
  • 音声入力ケーブル、スピーカーケーブル、電源コンセントが届く範囲で、Acoustimassモジュールを配置します。
  • Acoustimassモジュールを設置する場所を選びます。適切な通気が行われるように、コネクター類が床面を向くように縦向きに設置します。また、低音コントロールと高音コントロールが上向きになるように寝かせて設置することもできます。モジュールは、前面または背面を下にして設置しないでください。
  • モジュールの設置場所を決めたら、底面の四隅付近に粘着式のゴム足を取り付けます。ゴム足を取り付けることで安定性が向上し、床面に傷が付くのを防ぐことができます。
  • 空気の流れを妨げたり、過剰な低周波音が発生したりしないように、ポート(丸型または角型の開口部)は室内に向けるか、壁面に沿うようにしてください。
  • 最適な低周波性能を実現するため、Acoustimassモジュールは任意の2壁面から等距離になる位置、または壁面と天井から等距離になる位置に配置しないでください。

注意: Acoustimassモジュールの通気口はふさがないでください。端部のスロットによって、内蔵されている電気回路用の通気が確保されているため、その妨げにならないようにする必要があります。また、Acoustimassモジュールから発生する磁場が、ビデオテープやオーディオテープなどの磁気メディアにただちに影響を与えることはありません。ただし、Acoustimassモジュールのすぐ近くにテープを保管しないでください。

Lifestyle®メディアセンター

Lifestyle®メディアセンターの設置に都合の良い場所を選び、水平な面に配置します。ドアを持ち上げられるように、十分なスペースを確保してください。

自動音場補正システムADAPTiQの実行

作業を開始する前に、キューブスピーカーとAcoustimassモジュールを実際に使用する場所に配置し、すべての接続を完了しておきます。自動音場補正システムADAPTiQの実行後にスピーカーやAcoustimassモジュールを移動した場合は、システムのディスク2を再実行する必要があります。

  • Lifestyle® systemに付属するADAPTiQシステムパッケージを用意します。このパッケージには、2枚のセットアップDVDとヘッドセットが入っています。
  • 最初にセットアップディスク1を再生します。これにより、システムのスピーカーが正しく接続されていることが検証され、システムの性能がフルに発揮されます。
  • セットアップディスク2では、音場補正処理を実行し、リスニングエリア独自の音響特性に合わせてシステムのサウンドをカスタマイズします。
  • リスニングエリアでの補正を目的とした音響測定は、専用のヘッドセットを使用して実施します。ディスク2の再生を開始し、指示されたらヘッドセットを装着してください。
  • Lifestyle®メディアセンター背面のAUXジャックに現在接続されている機器が存在する場合は、ADAPTiQシステムのセットアップが完了するまで一時的に取り外しておきます。
  • 指示されたら、AUXジャックにヘッドセットを接続します。
  • 音場補正処理は、完了までに5~10分程度かかります。セットアップの妨げとなるため、この処理の間は室内で音を立てないようにしてください。