概要
ボリュームコントロールとシグナルインジケーターを装備した3チャンネルのミキサー。
ch1/ch2入力はフル機能を実装。コンボジャック(XLR+TRS/TS)を採用し、各チャンネル専用のToneMatch、トーンコントロール、リバーブを搭載。
ch3入力はBluetooth®ストリーミング(ワイヤレス)、または3.5 mm端子(ワイヤード)に対応。
他のシステムと接続して拡張するために専用ライン出力を装備。
標準の35 mmポールマウントに対応、スピーカースタンドに設置可能。
オプションの充電式リチウムイオンバッテリー
電源の無い場所でも11時間の長時間演奏が可能
FAQ
S1 Proは他のPAシステムと何が違うのですか?
S1 Proは究極のオールインワンPAシステムです。フロアモニター、練習用のアンプ、メインミュージックシステムとしても使用できます。Auto EQにより設置ポジションに合わせて、最適なサウンドをお届けします。さらに、S1 Proには3チャンネルのミキサー、リバーブ、Bluetooth®ストリーミング、ToneMatchプロセッシングが搭載されており、どこにでも持ち運べるPAとして、すぐに使い始めることができます。
どのようにセットアップすればよいですか?
- 用途に合わせて製品の置き方を選びます
- AC電源コードを接続するか、バッテリーを装着します
- オーディオソースと接続します。ギターまたはマイクを使う場合は、ToneMatchスイッチを適切な位置に設定します。
- システムの電源を入れて、ボリュームを調整します
S1 Proはどのように設置するのがベストですか?
さまざまな使用を想定したS1 Pro Systemは、4つの異なるポジションで動作し、用途に合わせて異なるセットアップを行うことが可能です。
テーブルの上
テーブルなどの高さのある設置面にS1 Proを設置します。すべてのオーディエンスにクリアなサウンドが届きます。豊かな低域、きれいに伸びた高域、このレンジ感がオーディエンスの心をつかみます。
後ろに傾ける
オーディエンスとの距離が近い演奏では、S1 Proを後ろに傾けます。最適なサウンドを届けるためには、聴衆に対して音の妨げにならないように、演奏者がスピーカーの片側に立つか座る必要があります。
モニターモード
S1 Proをパーソナルフロアモニターとして使用するには、地面に水平に置き、演奏者の前方に向けます。スピーカーを横向きにして傾けます。選択したモードに合わせて、ボーズのロゴを反時計回りに回転させてください。
スピーカースタンド
一般的なPAスピーカーとして使用するには、1台または2台のS1 Proをスピーカースタンド (別売) にセットします。
Auto EQとはどのような機能ですか?
内蔵のセンサーがS1 Pro Multi-Position PA Systemの向きを検知し、Auto EQがそれぞれに合った音質に自動調整します。置き方を変えると、新たにその向きに対して音質を自動調整、常に最適なサウンドをお届けします。
小型化されたS1 Proは、L1 Compactと同じくらい遠くまでサウンドが届きますか?
S1 Proの水平カバレージはL1 Compact systemとほぼ同じです。L1 Compact systemのように長いラインアレイは、S1 Proの小型のアレイよりも、遠くまでレベルを落とさずサウンドを届けることができます。
S1 Pro Multi-Position PA SystemはモバイルDJ向けに設計されていますか?
はい。ポータブル性能を高め、セットアップが容易で、プロフェッショナルな高品質サウンドを生み出すS1 Pro Systemは、小型PAシステムとしてさまざまなシーンでその真価を発揮します。DJイベント、コミュニティやスポーツのイベント、ビジネスプレゼンテーションなど、高性能で使いやすいPAが求められるすべてのシーンのために設計されています。
S1 Proはクラス最高のBluetoothストリーミングに対応しており、ボタン1つでペアリングすることができます。3.5 mm入力で、DJミキサー、ノートPC、CDプレーヤー、その他の小型オーディオ機器を有線で接続することも可能です。ダイナミックハンドマイクをどちらかのマイク / 楽器入力に接続すれば、すぐにマイクを使えます。
DJイベントでは、S1 Proを2台使い、ステレオでパフォーマンスすることをお勧めします。大規模DJイベントでは、さらにS1 Pro Systemを追加してサテライトシステムとして使用すると便利です。
内蔵ToneMatchプロセッシングのメリットは何ですか?
アコースティックギターやハンドヘルド型ダイナミックマイクに対して、ToneMatchプロセッシングにより最適なイコライゼーションが適用されることで、その音源が持つ音の特質を最大限に生かしたサウンドを引き出すことができます。
S1 Proのチャンネル数を教えてください。
3つです。S1 Proには、マイク拡声または音楽演奏用に設計された、全機能を搭載したチャンネルが2つあります。また、Bluetoothストリーミングまたは3.5 mmソースから入力される、録音音源専用のチャンネルが1つあります。
S1 Pro PAシステムには拡張用のアナログオーディオ出力がありますか?
はい。S1 Proには、マスターミックスを他のS1 Proやオーディオコンソールに送る、ラインレベルのバランス出力端子が装備されています。
S1 Proは、T4S/T8S ToneMatch Mixerと一緒に使えますか?
はい。ただし、動作させるにはユニバーサル電源アダプター (ToneMatch電源アダプター) が必要です。ボーズの最先端の音質調整ライブラリへのアクセス、フルセットのスタジオ品質のエフェクトとダイナミクスのプロセッシング、入出力の拡張、これらを必要とする音楽の演奏には、ToneMatch Mixerがお勧めです。
T4S/T8S ToneMatch MixerをS1 Pro マルチポジションPAシステムと使うときは、ToneMatch Mixerのマスター出力をS1 Pro Systemの入力1または2に接続して使います。ToneMatch Mixerのマスターレベルを50%以上に設定し、S1 Proの入力ボリュームを操作して必要な音量に調整します。
ステレオ出力の楽器や機器を活用する方法を教えてください。
1台のS1 Proで、2つのチャンネルを組み合わせて、1台のスピーカーで会場全体をカバーできます。ステレオでの再生が必須となる楽器または録音素材に対しては、S1 Proを2台使用して、ステレオのサウンドを出力します。
これほどの高い性能が、小型のシステムからどのように引き出されるのですか?
すべてのスピーカーと電子回路が一体化したシステムとして最高の性能を発揮するように、設計プロセスの中で細心の配慮がなされています。これにより、S1 Pro マルチポジションPAシステムはきわめて高い効率で、コンパクトなサイズはそのままに、音響出力の最大化が達成されています。
B1ベースモジュールなどの外部サブウーファーをS1 Proに接続できますか?
いいえ。S1 Proはbass moduleの追加はサポートしていません。しかし、S1 Proに搭載されたハイエクスカーションウーファーが、満足のいく量感の低音を響かせます。
S1 Proはステージのどこに設置するのがよいのでしょうか?
S1 Pro マルチポジションPAシステムの設置場所についての難しい条件はなく、自由に設置していただけます。聴衆と演奏者の双方にとって最適なサウンドを生み出すには、システムを演奏者の真後ろ、または斜め後ろに設置します。
S1 Pro内蔵のユニバーサル電源はどんなコンセントでも使えますか?
はい。S1 Proにはユニバーサル電源を内蔵しており、コンセントの電圧が100 V~240 Vの範囲にある地域でお使いになれます。購入された地域で適切にお使いいただける電源ケーブルが、製品梱包箱に同梱されています。