ボーズでは、環境、社会、ガバナンス(ESG)にプラスの影響を与えることに取り組んでおり、この分野における成熟と進化を続けています。この1年は世界に大きな課題をもたらし、進行中のパンデミックとの戦い、変わりゆく職場環境についての議論、新たな地政学的な不安定さに加え、継続的なサプライチェーンの混乱に直面してきました。この間、ボーズの従業員は、新製品の開発、創造的な方法での価値の提供、そしてボランティアや企業の慈善事業を通じた地域社会への貢献に精力的に取り組んできました。
真の変化を促進するには、日常業務を越えて社会的および環境的な責任を果たす必要があると、ボーズは考えています。当社のPlaneteers Employee Resource Groupは、環境保護の意識を高め、提唱を推進し、ボーズ内外にプラスの影響をもたらす活動を支援しています。さらに、私たちのコミットメントの一環として、ボーズのサプライヤーにもこうしたESGと責任ある調達慣行の支援を、責任を持って求めていきます。
ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンに関する取り組みが社会で進む中、ボーズではこの分野における従業員の情熱と関心が大いに高まっています。エネルギーを有意義な進歩へとつなげるため、ボーズでは今年、世界中のボーズの従業員で構成されるダイバーシティ評議会を新たに設立しました。評議会はすべての声に耳を傾けることを目的とし、各地域のリーダーによる、すべての従業員の信頼、安全、そして健康を高める環境の構築を支援することを目指しています。
1964年にアマー・G・ボーズ博士が会社を設立したとき、博士は新しいアイデアや革新的な製品を市場にもたらすだけでなく、人々のサウンド体験に変革をもたらすことに力を注いでいました。また、教育者、そして研究者として、ボーズ博士は好奇心、創造的な活動、そして総合的な問題解決にも積極的に取り組んできました。これらすべてが今日のボーズのビジネスの中心を成すものであり、業界、地域社会、そして世界のESGの課題解決の核となるものです。