新型ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン、Bluetooth®スポーツイヤホン発売のインサイドストーリー。そして、ボーズのオーディオ世界の次にくるもの。
20年前、ボーズは長年の研究開発を経て、一般向けとしては初めてとなるQuietComfort®ノイズキャンセリングヘッドフォンを発売しました。それ以来、研究・開発・革新のレガシーは受け継がれ、新しいヘッドホンのリリース、ノイズキャンセリング技術の向上を重ね、耳に入れないワイヤレスイヤホンのようなオーディオの新しい分野にも進出しています。私たちは、ボーズ博士の情熱とビジョンに忠実であり続けています。その根幹にあるのは、研究と洞察を通じた進化です。時間と労力がかかったとしても、私たちを他とは異なる存在にするばかりでなく、私たちを別の地平を導く取り組み。
今回、当社で初めての待望のトゥルーワイヤレス、インイヤーノイズキャンセリングイヤホンを発売したのも、エンジニア、デザイナー、製品担当者のたゆみなき努力のたまものです。私たちは、お客様のニーズ、欲求、関心を予測し、さらにその上を行く高い基準を満たすよう努力しています。
ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンの発売を待ち望んでいた皆さまは、ついにその時を迎えました。予想した以上に長い時間がかったかもしれませんが、お客様やレビュアーが予想し、期待したとおりの結果が得られたと思います。ボーズのエンジニアとデザイナーは、オーバーイヤー型のBose Noise Cancelling Headphones 700の性能をそのままワイヤレスイヤホンで実現するという高いハードルを設定しました。しかし、ただ期待に応えるだけでなく、驚きと喜びを与え、ユーザーに素晴らしい感覚を体験してもらいたいとも考えました。
ノイズキャンセリングには多大の処理能力が必要であり、バッテリーサイズと全体的なパフォーマンスを影響します。Bose QuietComfort® Earbudsでは、ノイズキャンセリングのために新しいデュアルコアデジタルチップが採用されています。前世代のチップに比べ、サイズと消費電力は約半分でありながら、計算能力は4倍です。このおかげで、ノイズキャンセリングイヤホンの限界に挑戦することができました。例えば、装着時などのイヤホンが不安定になる場合は、自動検知してノイズキャンセリングレベルを微調整できます。指摘されて初めて気付くであろう細部。そのような細部に、違いを生む気配りとこだわりが込められています。これこそ、私たちが自らに課している高い水準です。
しかし、ボーズが本当に傑出しているのは、共有されていない細部にあります。ボーズは、スポーツイヤホンには「汗っかきな人」のことを考慮する必要があることを承知していました。汗には塩分が含まれており、バッドの内部を腐食させるため、使いやすさだけでなく、主要部品の保護も考慮しました。現在、汗のテストに関する業界規格はありません。そこでボーズのエンジニアは、独自の厳しい発汗テストを実施しました。「汗をかいた指テスト」を開発し、汗で濡れた指でダブルタップやオンバッドタッチコントロールを使用するなど、汗がパフォーマンスを妨げる可能性のある現実のシナリオやインタラクションをシミュレートしたのです。さらに、様々な長さの髪が汗でバッドに付着した場合の動作まで再現しました。地味なテストですが、業界標準を超えるものへのボーズのこだわりです。
2006年に発売したボーズの初代インイヤーヘッドホンは、スポーツヘッドホンシリーズへの進化の始まりでした。SoundSport wired headphonesは10年以上、運動を楽しむアクティブなユーザーから人気を集めましたが、2016年にSoundSport wireless headphonesが登場したことで、その役割を終えています。それから1年もたたないうちに、ボーズの初代トゥルーワイヤレスヘッドホン、SoundSport Freeが発売されました。しかし、ヘッドホンの技術が進化するかたわら、私たちは常に安全で快適な装着感を追求していました。この装着感は当初から多くのファンを獲得し、新作の発表のたびにますます改良されています。
Noise Cancelling Headphones 700は新発売ではありませんが、私たちは新しいものや次のものを考え、革新することが止められないようです。「市場一魅力的なANCヘッドホン」と言われるボーズの最も人気のオーバーイヤーヘッドホンに、仕事でも使えるプロフェッショナルモデルが登場しました。Bose Noise Cancelling Headphones 700 UCです。ボーズのUSB Link Bluetoothモジュールとバンドルされており、電話会議やコラボレーションにおいてプリペアリングでワイヤス接続できます。いつでも、どこでも、簡単に仕事モードに入ることができます。さらに、このヘッドホンとモジュールはMicrosoft Teams公認で、Google MeetやZoomにも対応しています。
また、Bluetoothノイズキャンセリングヘッドホンを生活に取り入れている人たちの姿にも驚かされます。外出先での通話から、セルフケアや静寂の時間、在宅勤務の有効活用まで。ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォンは、仕事や音楽鑑賞だけでなく、さまざまなシーンで活かされています。チューインして集中、周囲の雑音をチューンアウトする新しい方法を見つけています。次に何があるのか、お客様の声をいただくのが楽しみです。