S1 Pro+は究極のオールインワンPAシステムです。フロアモニター、練習用のアンプ、メインミュージックシステムとしても使用できます。置き方に合わせて最適なサウンドに自動調整するAuto EQ、3チャンネルミキサー、リバーブ、Bluetoothストリーミング機能のほか、一体型のワイヤレスレシーバーを搭載したS1 Pro+は、どこででも簡単に使えるPAシステムです。

1. 用途に合わせてシステムの置き方を選びます
2. AC電源コードを接続するか、バッテリーを使用します
   
3. システムの電源を入れて、ボリュームを調整します
4. 有線、またはオプションのワイヤレストランスミッターを使用してワイヤレスで音源に接続します。ギターやマイクを使う場合は、ToneMatchスイッチを適切に設定し、Bose Musicアプリを使って調整します

さまざまな使用を想定して、S1 Pro+ Systemには4つのモードが用意されています。用途に応じて異なるセットアップが可能です。

高い位置に設置
テーブルなどの上にS1 Pro+を設置すると、オーディエンスにクリアなサウンドを届けることができます。豊かな低域ときれいに伸びた高域が観客の心をつかみます。

後ろに傾ける
オーディエンスとの距離が近い場合は、S1 Pro+を後ろに傾けます。最適なサウンドを届けるために、演奏者はスピーカーの片側に立つか座る必要があります。

モニターモード
S1 Pro+を個人用のフロアモニターとして使用するには、演奏者に向けて正面に置き、スピーカーを横向きに傾けます。選択したモードに合わせて、ボーズのロゴを反時計回りに回転させます。

スピーカースタンド
一般的なPAスピーカーとして使用するには、1台または2台のS1 Pro+をスピーカースタンド (別売) に設置します。

Auto EQは、内蔵センサーでS1 Pro+ Multi-Position PA Systemの向きを感知し、最適なサウンドを維持する機能です。置き方を変えると、システムが自動でイコライザー補正を行って、常にベストなサウンドを再現します。

はい。持ち運びに便利なデザイン、簡単なセットアップ、高音質が特長のS1 Pro+ Systemは、DJイベント、コミュニティやスポーツのイベント、ビジネスプレゼンテーションなど、さまざまなシーンで活躍する高性能で使いやすい小型PAシステムです。

S1 Pro+はBluetoothストリーミングに対応しており、ボタン1つでペアリングできます。1/4インチTRS入力と3.5 mm入力に対応しており、DJミキサー、ノートパソコン、CDプレーヤー、その他の小型オーディオ機器を有線で接続することも可能です。ハンドヘルドのダイナミックマイクをマイク/楽器入力のいずれかに接続するだけで、すぐにマイクを使用できます。

ステレオサウンドを再現するために、DJイベントではS1 Pro+ Systemを2台使用することをお勧めします。大規模DJイベントでは、1台のS1 Pro+ Systemをサテライトシステムとして使用できるので便利です。

アコースティックギターやハンドヘルドのダイナミックマイクを接続してToneMatch処理すると、音源のサウンドをマッチさせて、イコライゼーションによって最高の音質を引き出すことができます。

3つです。S1 Pro+ Systemには、ライブスピーチまたは演奏用に使用するフル機能のチャンネルが2つと、録音コンテンツ（Bluetoothストリーミング、または1/4インチTRSケーブル、3.5 mmケーブル）に使用するチャンネルが1つあります。

はい。S1 Pro+ PA SystemはXLRバランス出力端子を装備しており、マスターミックスを他のS1 Pro+やオーディオコンソールに送ることができます。

はい。ただし、ユニバーサル電源アダプター (ToneMatch電源アダプター) が必要です。ボーズの最先端の音質調整ライブラリへのアクセス、スタジオ品質の各種エフェクト、ダイナミクスプロセッシング、複数の入力・出力端子が必要な音楽演奏などでは、ToneMatch Mixerを使用することをお勧めします。

T4S/T8S ToneMatch MixerをS1 Pro+ Multi-Position PA Systemと使うときは、ToneMatch Mixerのマスター出力をS1 Pro+ Systemの入力1または2に接続します。ToneMatch Mixerのマスターレベルを50%以上に設定し、S1 Pro+の入力ボリュームを操作して必要な音量に調整します。

1台のS1 Pro+ PA Systemで、2つのチャンネルを組み合わせて、1台のスピーカーで会場全体をカバーできます。楽器演奏または録音コンテンツをステレオ再生する場合は、S1 Pro+ Systemを2台使用して、ステレオサウンドを出力します。

S1 Pro+ Multi-Position PA Systemはスピーカーとしてだけでなく、機材としても使用できるよう設計されています。これにより、コンパクトサイズで高効率と高出力を実現し、最高の音質を引き出します。

S1 Pro+は防水設計ではありません。

サブEQはどのパワードサブウーファーでも使用できますが、最適なパフォーマンスを得るには、Bose Sub1またはSub2 Powered Bass Moduleをお勧めします。S1 Pro+はサブEQ設定機能が搭載されています。パワードサブウーファーをシステムのLINE OUT端子に接続するセットアップシナリオでシステムEQを最適化するためのクロスオーバー設定です。サブEQを有効にすると、無効にするかシステムの電源をオフにするまで有効のままになります。

Bose Sub1またはSub2 Powered Bass Moduleにシステムを接続する方法については、Bose Sub1およびSub2 Powered Bass Moduleの取扱説明書をご覧ください。ボーズポータブルPAサポートセクションへアクセスし、ご確認ください。

S1 Pro+ Multi-Position PA Systemの設置場所についての難しい条件はなく、自由に設置していただけます。オーディエンスと演奏者の双方にとって最適なサウンドを生み出すには、システムを演奏者の真後ろ、または斜め後ろに設置します。

はい。S1 Pro+にはユニバーサル電源を内蔵しており、コンセントの電圧が100 V～240 Vの範囲にある地域でお使いになれます。購入された地域で適切にお使いいただける電源ケーブルが、製品梱包箱に同梱されています。

「Insert」が「Auto」に設定されているチャンネルにワイヤレストランスミッターを接続すると、1.4インチ (6.35 mm) TRSチャンネル入力が直列チャンネルインサート (エフェクトループとも呼ばれる) になります。インサートケーブルでエフェクターやペダルを入力に接続し、楽器やマイクをワイヤレスで使用できます。

注:

• チャンネルインサートにエフェクターを接続するには、インサートケーブル (1/4インチまたは6.35 mm TRS - デュアル 1/4インチまたは6.35 mm TS) が必要です。インサートケーブルはお近くの楽器販売店などでお求めになれます 
• ワイヤレストランスミッターがチャンネルに接続されているときは、標準 l/4インチ (6.35 mm) ケーブルで楽器やその他の音源を入力端子に接続しないでください。接続すると、有線と無線の両方のソースから音声が再生されなくなります。

ライブストリーミングモードに設定してUSB-C®ケーブルでパソコンと接続すると、システムがオーディオインターフェイスとして認識されるようになります。この設定により、オンラインのオーディエンスに向けてライブ演奏したり、パソコンのデジタルオーディオワークステーション (DAW) に直接音声を録音することができます。

ライブストリーミングモードを有効にすると、システムはチャンネル1、2、3のデュアルモノラルミックスを接続されたパソコンに送ります。このモードでは、チャンネルの音量操作ボタンがミキサーのフェーダーのように動作します。チャンネル操作ボタンまたはBose Musicアプリでチャンネルの音量を調節すると、パソコンに送信されるミックスの中でそのチャンネルのレベルが調節されます。

チャンネル3にはモニター音量のコントロールも表示されるので、パソコンのミックスに影響を与えることなく、システムスピーカーのマスターボリュームを調節できます。ライブストリーミングモードを有効にすると、無効にするかシステムの電源をオフにするまで有効のままになります。

はい。すべて、同じステージ上で組み合わせて一緒に使うことができます。L1 CompactとL1 Model II Systemは、S1 Pro+よりも長いラインアレイを持ち、S1 Pro+の小さなアレイよりも音量の落ち込みを抑えてより遠くまで音を届けることができます。

このアプリを使用して、システムのリモート操作やシステム設定の管理を行ったり、ToneMatchプリセットのカスタマイズ、チャンネルとリバーブのミュート、保存されたシーン、デュアルワイヤレスストリーミングなどの専用機能へのアクセスが可能です。別のボーズ製品用のBose Musicアプリアカウントを既に作成してある場合は、「既存のアカウントにサウンドバーを追加する」を参照してください。

Bose Musicアプリのデュアルワイヤレスストリーミング機能により、本システムと互換性のある別のBoseシステムのBluetoothオーディオをデュアルモノラルまたはステレオで同時に再生できます。このオプションは設定メニューから設定できます。

対応するシステムは次のとおりです。

Bose S1 Pro+ Wireless PA System
Bose L1 Pro8およびL1 Pro16 Portable Line Array System
Bose L1 Pro32 Portable Line Array
システムは今後も随時追加される予定です。

S1 Pro+ Multi-Position PA Systemの保証期間は2年間です。